背中ニキビの原因はカビ？！皮膚科で薬を貰うのがおすすめ

背中ニキビで悩んでおり、効果的な対策方法を知りたいという人もいるでしょう。

背中というのは直接見ることができませんし、普段どのような状態なのか
よく分かっていないという人も多いです。

ニキビができても気付かないうちに悪化させてしまうことが多いでしょう。

また、背中ニキビは顔にできるニキビとは原因が異なっているため、
効果的な対策方法も異なってくるということです。

顔のニキビを引き起こすのはアクネ菌という細菌です。

アクネ菌は普段から人間の体に存在する常在菌であり、腸内や口の中、
皮膚表面などに生息しています。

アクネ菌と聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、病原性微生物の繁殖を
抑える役割がありますし、皮膚を守ってくれる働きもあるということです。

しかし、アクネ菌は空気が入らず、皮脂の多いところを好んでおり、
毛穴に入り込むことで炎症を引き起こしてしまいます。

それによってニキビが発生してしまうということです。

ちなみに、背中にできるニキビはカビの一種が原因です。
このカビもアクネ菌と同じ常在菌となっており、皮脂が多く毛穴の
詰まっているところに入り込んだ場合、炎症やニキビを発生させます。

カビが原因で発生する背中ニキビはアクネ菌が原因のニキビとは違い、
痒みや痛みなどの症状が出ないことがほとんどです。

そのため放置されることが多いですし、気づいた時にはニキビ跡に
なっていることもあるので注意しましょう。

ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどがニキビの原因菌を増やして
しまうこともあります。

肌が健康な状態なら問題ありませんが、皮脂の分泌が多い場合や
毛穴が詰まっている場合はニキビが発生しやすくなるため、
原因菌を増やすようなことはしないように気を付けましょう。

健康な肌を保つためには規則正しい生活を送るを送ることが大切です。

また、背中ニキビの改善には抗真菌薬による治療が効果的とされており、
皮膚科で薬を処方してもらうと良いでしょう。